昭和のあの頃
私が小さい頃、どか雪が降ったときのこと。
長女はかまくらを作りたくて庭で試みたが
父から「たったこんくらいで かまくら作っがなっもんか!」と
怒られ、しぶしぶ諦めた。
どれくらいたったか父が外のほうで
「来てみれ~~」と大声をはりあげてる。
なんと、荷台いっぱいに雪を積んである。
どこから持ってきたのか、子供の夢をかなえてあげようという親心でしょうか。
その時の父がなんとまぶしかったこと。
後にも先にも
我が家でかまくらを作ったのはこの時だけだった。
その後も、鹿児島ではまだ見たことがない。